【コラム】スポーツ選手のストレスとケガ

第4回 武術のクオリティーは基本功にあり!

吉備国際大学社会科学部長・教授
公益財団法人日本健康スポ―ツ連盟プロインストラクター
公益社団法人日本エアロビック連盟参与
一般社団法人日本メディセル療法協会学術委員長
国際体操連盟認定国際コーチ

竹内 研

武術や武道、格闘技、スポーツなどで、基本が大切って言われますよね。
では、基本って何? ということになると思うのですが。
その種目のあらゆる技術のベースになる動きを習得するのが基本。
まぁ、そんなところが一般的でしょうか。本来の武術においては、
すべての動作は、身体のどんな操作によって、行われるのか。
例えば、腕を挙げる動作にしても、単に三角筋という筋肉の収縮によって、腕が挙上するというのは、武術的には、あまりにもレベルが低い動作となります。
武術的には、身体のある操作を行うことによって、腕が挙上される。
・・・と、こうなります。

その、身体のある操作を頻繁に行うことで、健康に対しても、大きなメリットがあります。
言い換えれば、本当の武術では、他の運動種目では考えられない身体操作を、常に行ってます。
その身体操作を身につけるのが、基本功です。
誰もが、やった事の無い、身体の動かし方です。
この身体操作を行うと、健康面でも、大きな成果があるでしょう。

(出典)
https://baguaken.hatenablog.com/

2020-05-29